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登山に使う三脚を新調したい。どんなものがよいのか考えてみた。

2019/12/19
 
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いままで三脚はあまり使わなかったので、VELBON EX-440という昔購入した安い三脚を使っていました。
この三脚は値段の割に作りがよく、重量も1100g程度と軽くて全長も500mくらいでそれなりにコンパクト。山に持って行くのには丁度よく、重宝しておりました。
耐荷重は1kgと最低限なのですが、D7200とAF-S24-85mmF3.5-5.6やSIGMA8-16mmF4.5-5.6HSMの組合せではそれ程問題がなく、エレベーターを伸ばさなければそれほど安定感や揺れ等はあまり気になりませんでした。
今年に入って標準ズームをTAMRON24-70F2.8Di VC USD G2に変えて状況が一変。結構安定感が怪しくなり、腫物を触るようにカメラを扱い、振動が収まるのを確認してからリレーズをするという具合になったので、さすがに三脚新調を検討せざるを得なくなったのでした。
三脚は基本的にあまり使わないのですが、でもやっぱりないと撮れない写真もいっぱいありますのでしっかりしたものが欲しいですね。

私が三脚選びで考えた必要要件

  1. 軽いこと
    登山装備は軽いのが一番。軽さこそ正義。荷物を担いで何時間も上り下りしなければならない登山は、1kg荷物が増えただけでも負担が全然違ってきます。
  2. コンパクトになる
    ザックに着けて持ち運びをするので、山行の邪魔にならないサイズになるものがいいです。
  3. アイレベルくらいまでの高さがあること
    遮蔽物が多い山では背の低い三脚ではなかなか思ったように撮れない場合が多いと思います。やっぱりアイレベルくらいまでは上がってほしいですね。
  4. フルサイズ機+大三元レンズで使える耐荷重
    将来的にフルサイズ機に換えても問題ない耐荷重がほしい。三脚の耐荷重は、どうやらメーカーによって基準が違うようで、その重さまでならしっかり固定できるという意味で表示をしているメーカーもあれば、何とかギリギリ載せられのみというメーカーもあるようで、この数字での他社比較はできないようです。実際に安定して使用できるのは耐荷重÷2前後と思って選ぶ必要があります。

各メーカーから出ているトラベル三脚から選ぶのがいいですね。

私が候補に挙げた三脚

Manfrotto befree

出典:Amazon
  • 重量1.4kg
  • 格納時寸法400mm
  • 全伸長1440mm
  • 耐荷重4kg

重量は今使用しているものと同等でさらにコンパクト。全伸長も同じくらい。耐荷重は現在の機材なら問題ないですが、フルサイズにしたらギリギリでしょうか。この三脚でフルサイズ+大三元レンズを使っている人もたくさんおられますが、結構ギリギリと言われている話も散見されます。軽量なカーボンモデルもありますが価格は倍。
デザインも恰好いいので、これが第一候補。

Manfrotto コンパクト三脚 Befree アルミ ボール雲台キットNEWデザイン ブルー MKBFRA4BL-BH

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VELBON UT-63

 

出典:Amazon
  • 重量1.62kg
  • 格納時寸法282mm
  • 全伸長1550mm
  • 耐荷重3kg

この三脚はとにかくコンパクト。格納時は30㎝にも満たない長さになるにもかかわらず、全伸長は155cmとしっかり高さを確保できます。またウルトラロックという足を一気に伸ばせる機能はすごく便利。他にも機能盛沢山。耐荷重が3kgとなっておりますが、HPを見るとフルサイズ一眼対応となっているので問題ないと思います。EX-440も1kgの割にはちゃんと使えていたので、VELBONの表示はしっかり使える荷重で表示しているのでしょうね。ちょっと重いですが、これすごくいいです。

Velbon トラベル三脚 ULTREK UT-63 6段 ウルトラロック 脚径30mm 中型 自由雲台 (トルク調整対応) コマ止め方式 クイックシュー対応 アルミ脚 324122

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Rangers RA010

 

出典:Amazon
  • 重量1.31kg
  • 格納時寸法350mm
  • 全伸長1410mm
  • 耐荷重12kg

中国メーカーの三脚。ネットでの価格が1万円を切っており、非常に安価。しかし、スペックは凄くて重量も軽くコンパクトなり、耐荷重がなんと12kg!すごく怪しい三脚です。気になって実際に購入された方のブログを拝見したのですが、エレベーターを上げると不安定なものの、コストパフォーマンスは優れている感じです。

 

エアリーL100

 

出典:Amazon
  • 重量0.98kg
  • 格納時寸法417mm
  • 全伸長1543mm
  • 耐荷重1.5kg

日本の老舗メーカースリックのトラベル三脚。重量が1kgを切りながらアイレベルの高さまで上がるのが魅力的。格納時もそれほど大きくなく持ち運びも良さそう。ただし、耐荷重が1.5kgしかないです。スリックのトラベル三脚ではフルサイズで使用できそうなものがHPを見る限り無いようでした。

SLIK 三脚 エアリー L100 4段 レバーロック式 20mmパイプ径 自由雲台 クイックシュー式 107119

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他の中国メーカーの三脚で安くて良さそうなものもあったのですが(K&F conceptやsirui等)、今回は山でメインで使う三脚なので、丈夫で末長く使えそうなものを選ぶことにしました。それにはやっぱり市場にしっかりと認知されているメーカーのものがよいかなと考えました。
それで選んだのは・・・

Manfrotto befree advanced

 

出典:Amazon
  • 重量1.49kg
  • 格納時寸法400mm
  • 全伸長1500mm
  • 耐荷重8.0kg

Manfrotto befreeのモデルチェンジ版。耐荷重が4kg⇒8kgに大幅強化。足の伸縮はツイストロックとレバーの2種選択が可能です。重量は若干増えましたが、脚が2段階調整から3段階に変更されたり、自由雲台のフリクション調整が出来るようになる等細かいところも改良されております。お値段は新モデルという事もありAmazonで27,000円弱と従来モデルより10,000円も高かったですが、奮発して買ってしまいました。

 
マンフロットBefree Advanced

従来製品とどちらにするか最後まで迷いましたが、最後は勢いでポチッてしまいました。

ヴァイテックイメージング Manfrotto 三脚 Befreeアドバンス アルミ 4段 自由雲台 ツイストロック式T三脚キット ブラック 全伸高150cm 縮長40cm MKBFRTA4BK-BH

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脚の伸縮はツイストロックの方が好みだったのが決め手と言えば決め手でした。レバー式はロックは目視出来て安心なのですが、脚の長さの調整時のロックはツイストロックの方が個人的には使いやすいです。
昨日届いたばかりで、まだ山に持って行っておりませんが、すごくしっかりしていてしかも格好いいです。早く使ってみたいです。

2018年5月19日追記

マンフロットbefreeアドバンスを実際に山に持って行って使ってみました。
使いたい時にすぐにセッティング出来て扱いやすかったです。

2019年2月3日追記

山で手軽に撮影できるようにミニ三脚を導入しました。マンフロットbefreeアドバンスと一緒に持ち歩いています。

2019年12月19日追記

マンフロットbefreeアドバンスのクランプをアルカスイス互換に換装しました。より使いやすくなりました。

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