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登山靴のソールが剥がれました・・・

 
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靴は毎回洗いながらソールの確認をしていたら・・・

山から下りたら登山靴を洗いますよね。毎回下山して自宅に帰ると靴の手入れ。とはいっても基本的に面倒くさがりなので靴表面の汚れをざっと水洗いしてから歯ブラシでソールの泥落とすくらいです。この時にソールの摩耗具合や剥がれをチェックしています。

ソールの摩耗チェック
ソールの摩耗チェック

今使っているmont-bellのタイオガブーツは登山を始めてから4年の間ずっと履いています。ほかの靴を履いたことがないのでこの靴がよいのかどうかもよくわかっていませんが、かかとや指が痛くなるという事もないので足によく合っているのだと思います。ちゃんとフィッティングをしてくれたお店のスタッフに感謝ですね。

先日の富士山下山後にいつものように靴を洗っていたら両足ともソールが少し剥がれてきているのを発見。かなり摩耗も進んでいるので張替えしようかなと考えました。実はこの靴は2年前にもソールを張り替えていて今回直せば2回目となります。

ソール剥がれ
ソール剥がれ

私の山行日数は年間で30~40日程度なので、概ね60回程度の山行でソールが寿命を迎える計算です。月一回の山行で5年の計算なので特にmont-bell登山靴のソールの寿命が短いというわけではないですね。

登山靴をmont-bellに持って行ったが・・・

前回ソール張替えでミッドソールまで交換して確か9000円くらいだったと記憶しております。新品を買ったら2万円なのでまた張替えるか・・・。と思い近所のmont-bellへ靴を持って行ったところ、

【mont-bell店長らしき人 】 「結構傷んでますね。これは張替えるより新調した方がいいですよ。ソールが新しくなっても本体は変わりませんし。」

確かに見た目は結構ボロいしシャンクもこんなに柔らかかったっけ?というくらい靴がグニャリと曲がる状態。まあ、お店としても靴を買ってもらう方が売り上げにつながるし、ボロ靴を直して何かトラブルがあっても面倒なので新品を進めるのは当然か・・・。

と思いつつ、靴を買い替えるとなると鬼嫁の承諾をとっておかないと後々問題になるのでこの日は一旦出直すことにしました。

とりあえず自分で修復

ソール交換に出すと4~5週間かかると言われた。前回は3週間で戻ってきたが、いづれにしろ紅葉シーズンにひと月も靴を修理に出していたら秋山シーズンが終わってしまう。というわけで、靴補修接着剤を買ってきて直すことにした。

接着剤
接着剤

幸いまだソールの端々が少し剥がれてきているだけなので接着しやすいと思われる。接着は瞬間接着剤は使わずに、時間がかかってもよいのでしっかり着きそうなものを選んだ。

剥がれている部分に接着剤を塗り込み、紐で縛って接着部分を固定する。これで一日経てばバッチリくっついてくれるはずだ。

接着後縛って密着させる
接着後縛って密着させる

好日山荘で物色

とりあえず接着剤を使ってソールの剥がれたところを補修。週末にホームコースの秋葉山を登ってみたが問題なし。何とかしばらく使えそうだ。と思っていたら、なぜか鬼嫁があっさり新しい靴を買っていいと言ったので、好日山荘に靴を物色に行ってみた。

現在使っている登山用ギアはほとんどmont-bell製。なんせmont-bellはコストパフォーマンスがいい。でも、たまには違うものも欲しい。山に行ったらみんな格好いい靴履いているし、自分もイタリアンな格好いい靴が欲しいぜ。と思って好日山荘へ行ってみたのだが・・・。

重い荷物を担いでも足の負担が少ないように、ソールがしっかりした靴が欲しかったのですが、置いてある靴が割合柔らかいものが多く選択肢が少なかった。好日山荘ってもっとガチなお店だと思っていたのだけど、低山ハイキング向けの靴の方が多かったので選択肢が意外と少ない。

サレワの靴が格好良かったので履いてみたが狭い・・・。とてもこれで歩けそうにはなかった。私の足は4E+なので合いそうな靴は・・・。シリオしかない。しかもお店には4E+はなかったのでシリオ3E+のPF430とFP630を履いてみたがやはり小指がきつい。ついでにかかとも一部当たるところがあって4E+にしても多分靴づれを起こしそう。ここでの購入はあきらめたのでした。

結局モンベラー

しかし、鬼嫁の気が変わらないうちに買っておかねば・・・。と思いいつものmont-bellへ。アルパインクルーザー2500と2000がお目当て。アイゼンを装着することも視野に入れて2500にすべきかとも考えたのですが、私の山行はほとんどが2000m程度の低山日帰りハイク。使う予定のないアイゼンの事を考えるより、歩きやすさを考えた方がいいだろうと思い2000にしようと思ったが・・・

これも3E+までしかサイズがない。実際に履いてもやはり小指がきつい・・・。すると店員さんが、

「4E+ならタイオガかツオロミあたりしかないですよ。ソールの硬さはツオロミも2000も同じですし、アルプスの岩稜を歩くのならタイオガよりツオロミがいいですよ。」

ツオロミブーツの4E+を履いてみると、小指の窮屈感もなくかかとやほかのところも違和感なし。履きなれた感じで非常にフィット感がよろしい。

しかし、このブーツ。タイオガブーツがハイカットになっただけのような気もするが気のせいだろうか・・・。とにかく変わり映えしないのが気になる・・・。と思いつつも、まあいいかと思いそのまま購入したのでした。結局モンベラーのままなのでした。

ツオロミブーツ
ツオロミブーツ

しかし、私と同様に4E+の人は靴選びをどうしているのでしょうね。雪山の靴などは選択肢が少ないので足に合う靴などはゴローみたいにオーダーで合わせてくれるものでないと選択肢がないような気がしますが・・・。

タイオガブーツについて思う事

この靴はmont-bellでは軽装備の登山や山小屋登山あたりをねらった比較的ライトな仕様を想定した靴とのこと。登山を始めるとき、近所のアウトドアショップでどこの山を登るのか等聞かれながら選んでもらった靴。初めはこの靴で1000m前後の低山ばかり登っていましたが、中央アルプスの空木岳に登ってからは森林限界越えをするようになりましたね。

そのままこの靴を履いて白峰三山縦走や聖岳赤石岳縦走、黒戸尾根日帰り、八ヶ岳テント泊、槍ヶ岳等々南アルプス、八ヶ岳、北アルプスもこの靴で歩いてきました。テント泊縦走のような使い方はしていないですが、撮影道具も担いで登るので、やや重め(14kg~25kgくらい)の荷物を担いで登ってきました。

初めての南アルプスで歩いた鳳凰三山青木鉱泉周回で中道を下っているときに足の裏が痛くてきつかった。その後もやはり標高差がある下りでは足の裏(主に親指の付け根)が痛くなったので、やはり靴の問題かなと思っておりました。インナーソールを見ると、親指部分が摩耗しているんですよね。やっぱりここに負担がかかっているんでしょう。

インナーソールの摩耗
インナーソールの摩耗

タイオガブーツは普段の低山では非常に歩きやすく、mont-bell自慢のトレイルグリッパーというソールは非常に岩場での食いつきがよく抜群に歩きやすい(と思う)靴です。サイズもたくさん選べるので、登山をこれから始めるという方にはお勧めできる靴だと思います。

今回靴は新調しましたが、この古くなったタイオガブーツももう一回ソール交換をしようと思っています。近所の低山歩きと使い分けようと思っています。ソール交換が出来なくなるところまで使い込んでやろうと思っている次第です。

愛用のタイオガブーツ
愛用のタイオガブーツ
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