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登山でカメラの携行をどうする?便利なホルダーPeakDesign camera clipを使ってみた。

 
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みんなが悩むカメラの携行方法

登山に行くときにカメラを持っていく人は結構多いと思います。スマホやコンデジで周りの景色を撮っている人ももちろん多いですが、一眼カメラを持ってきている人も多いですね。

せっかく頑張って山に登るのは、綺麗な景色を見たいから。目の前に広がる絶景を撮っておきたくて多くの人が登山には邪魔と言える重いカメラを持ってきております。

私も例に洩れず一眼カメラを持っていくのですが、最初に悩んだのはやっぱりどうやって持っていくかです。

初めはストラップを首にかけて携行していましたが、これではブラブラして邪魔ですし疲れます。カメラも傷がつきますしね。私は登山を始めて2年くらいはストラップをたすき掛けにして携行していました。

でもストラップをたすき掛けしていると、カメラがブラブラして邪魔だし岩などを登り降りしているとぶつけてしまいます。その事に気を使うだけで体力を消耗します。

カメラを保護しながら楽に持っていける方法は・・・ということ行きついたのが、現在のスタイル。カメラバッグをザックのショルダーハーネスとヒップハーネスに3点支持して胸元に固定。カメラを風雨や障害物から守りつつ楽に携行できるようになりました。

見た目が大袈裟なので山以外ではちょっと恥ずかしくてできない携行方法ですが、現在でもこれが登山ではベストだと思っています。カメラが少々重くても安心して持ち歩ける携行方法です。

でも、この携行方法は足元が見えづらいので急な岩場を上り下りするようなコースには不向き。タフなルートを歩くときにもっと軽快にカメラを携行する方法は・・・ということで、山でよく見かけるショルダーハーネスにカメラをひっかけるホルスターを試してみたいと思うようになりました。

人気のpeakdesign capture camera clipって?

ショルダーハーネスに取りつけるタイプはいろいろありますが、一番気になっていたpeakdesignのcapture camera clipを購入しました。peakdesignはストラップを脱着可能にするアンカーリンクス等で人気のカメラアクセサリーメーカーですね。

capture camera clipを選んだのは脱着が簡単そうで本体もコンパクトというのが一番の理由でした。ザックは日帰りからテント泊登山用まで3種類持っているので、都度外して付け替えるには簡単に脱着できるものが便利。他メーカーのものはショルダーハーネスにベースを付けるようなものが多かったので、使いまわしが面倒かなと。

PeakDesign Capture camera clip
PeakDesign Capture camera clip

peakdesignは取付ネジを緩めると上下に割れるので、本体をショルダーハーネスに挟んで締めるだけで取り付けられます。簡単ですね。

clip取付
clip取付

作りも非常にいいです。金属製で剛性も高そうです。デザインも格好いいですね。peakdesignの製品はデザインがいいものが多いですね。

構造は単純明快。本体にプレートをスライドしてはめていくとピンがスライドしてロックします。リリースボタンを押すとピンがスライドしてプレートが上に抜けるという構造です。

スライド式ピン
スライド式ピン

リリースボタンはロック機能もついており、90度回すとボタンが押せなくなります。誤操作での落下はあまりなさそうですがそれでもロック機能があるのはいいですね。

ロック解除
ロック解除
ロック状態
ロック状態

カメラ側に取りつけるプレートはcapture camera clip専用品です。アルカスイス互換なので、そのまま三脚に取り付けられて便利です。小さいのでレンズの台座などに着けても邪魔にならないですね。このclipを使えばカメラだけでなく、台座の付いたレンズも携行できますね。

アルカスイス互換プレート
アルカスイス互換プレート

お値段も9000円前後と導入しやすいですね。山では両方のショルダーハーネスにこれを装着している人もたまに見かけますね。2台のカメラそれぞれに広角と望遠レンズを付けて携行するのでしょうか。強者ですね。

手軽に携行したい人にはピッタリ

実際に使ってみると、非常に楽に脱着が出来て非常に便利。最初はプレートが入れやすいように少しクリアランスを取っているためか、カメラをクリップに装着したときに少々ガタつくのが気になりました。けれど、D7200+TAMRON SP 24-70F2.8 Di VC USD G2(重量1.8kgくらい)をつけてもしっかり携行出来て、すぐに気にならなくなったですね。

カメラの重量をショルダーハーネスで支えられるので、首から下げているときの様な負担は全くなくなります。カメラ本体も姿勢によらずしっかり定位置に固定されるため、鎖場などでの行動時も負担になりにくいですね。

脱着はリリースボタン一つで抜き差し出来るので、即座にカメラを構えることが出来ます。バッグに入れていると都度ジッパーを開けてカメラを取り出す必要があるが、このシステムであれば非常に軽快にカメラを扱えて使い勝手が良いですね。

ただし、私は汗かきなので夏場は汗でカメラがベタベタになるかもしれない…。別途対策を検討する必要があります。

少し不便なところ

クリップをとめるボルトはさほど長くないので、ショルダーハーネスに厚みがあると取付がきつい。長いボルトも別途付属していますが、こちらはボルト頭が六角になっており、締め付けに六角レンチが必要。脱着が少々不便。

六角レンチと付属ロングボルト
六角レンチと付属ロングボルト

もっとも、一度つければ山行中にクリップを外す機会はそれほどないと思われるのであまり問題ではないでしょう。

また、いずれにしろプレートの取付も六角ボルトなので、六角レンチは携行する必要があります。携行用の袋も付属しているので、常に持ち歩くようにすれば問題にならないですね。

携行用袋
携行用袋

コンパクトで扱いやすいカメラホルスターですね。これなら他の人にも自信をもっておすすめです。

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