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夏からの山行を振り返る

 
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今年もあと残すは2か月余り。森林限界を超える山は雪が降り始めて、冬装備を持っていない私には登ることが出来なくなってきました。これからの季節は毎度の様に富士山周辺の山に行くことが多くなると思いますが、このあたりで今年の登山を振り返ってみようかと思いました。

八ヶ岳(天狗岳、硫黄岳)

東天狗岳からの眺望
東天狗岳からの眺望

2020年はコロナウィルスで登山も自粛ムード。高山の雪が解けてもなかなか登りに行くことができない年でした。やっと森林限界超えの山に行ったのが7/19の八ヶ岳。唐沢鉱泉から天狗岳、硫黄岳まで足を延ばした山行でした。

天狗岳でのご来光狙いでナイトハイクを敢行しましたが、登山中はずっとガス。日の出時間が過ぎたところでガスが晴れてきて、目の前に幻想的な風景が広がりました。ご来光は見られませんでしたがなかなか満足できた山行でしたね。

甲斐駒ヶ岳黒戸尾根日帰り

甲斐駒ヶ岳山頂
甲斐駒ヶ岳山頂

今年目標にしていた塩見岳日帰りのための体力測定で8/8に黒戸尾根へ。コロナ禍で登山が出来ずに体力がかなり落ちていたので、体力測定に日本三大急登に再挑戦したのでした。

鎖場
鎖場

結果は登頂まで8時間もかかってしまいました・・・。3年前に登った時は6.5時間だったので、やっぱりかなりの体力ダウン。登っていて本当に登り切れるのかと不安になったくらいでした。

二本の剣
二本の剣

しかも天気予報では陽が昇ってからは晴れとなっていたのですが、森林限界を超えると濃霧。登頂すると濃霧と小雨。全く景色を見ることが出来ずに下山する羽目に・・・。ただ運動をしに来ただけの登山となってしまいました。

橋を渡る
橋を渡る

北アルプス 蝶ヶ岳・常念岳

常念岳
常念岳

8/13。三股登山口から蝶ヶ岳、常念岳を周回。蝶ヶ岳からの槍穂高の眺望が見たくて稜線を歩く計画を立てました。

登り始めが遅かったので、森の中で夜明けを迎えたので木々の隙間から朝日を眺める形に。蝶ヶ岳山頂で見たかったな。

森の中で迎える朝
森の中で迎える朝

天気予報では晴れと曇りを繰り返す予報でしたが・・・、夜明けの時間は割と晴れていましたが、蝶ヶ岳山頂に近づくころには小雨が降り始めました。

楽しみにしていた稜線歩きはガスと小雨で何も見えず残念なことに。蝶槍を越えたあたりからいよいよ雨が強くなり天気予報は大外れ。

蝶からの稜線
蝶からの稜線

でも、常念岳に登頂するころには風は強かったですが雨は止み、周辺の谷は見えるように。山頂で真っ白ではなかったのがよかった。

西穂独標

独標から見る前穂と明神
独標から見る前穂と明神

8/16。家族を連れて北アルプスの西穂独標へ。

手軽に北アルプスの絶景を楽しめるピークとして人気の山。ロープウェイで稜線の下まで上がってこれで、あとは標高差500mほどを登ればよいだけ。中学生と小学生の娘と妻に北アの素晴らしさを体感させて、登山に対する理解をしてもらおうというのが目的でありました・・・。

しらかば平駅
しらかば平駅

が、しかし一日晴天の予報でしたが、西穂山荘に近づくころにはガスに覆われて何も見えなくなってしました。

西穂独標に到着して1時間粘りましたがガスは晴れず。たまに明神と前穂が見えるだけでした。娘たちからは疲れただけで何も見えなかったとブーイング。逆効果になってしまいました・・・。

稜線の登山道
稜線の登山道

下山すると、稜線だけ雲がかかっているという嫌がらせのような状態になっておりました。

蓼科山・霧ヶ峰

蓼科山
蓼科山

9/13。蓼科山と霧ヶ峰のピークである車山へ。

計画では蓼科山でご来光を眺めてから双子池を周って帰ってくるようにしておりました。天気予報も未明から晴れで日の出の後少し曇ってから昼までは晴れ。午後から雨というものでした。

ご来光を目指して未明から登山開始。空は曇っていたのですが、天気予報では晴れるはずだったのでそのうち雲がなくなってくるのだろうと思いながら暗闇の登山道を登る。

標高を上げていくとガスがどんどん濃くなってきて、森林限界を超えると5m先が見えないほどに。ホワイトアウトのような状況で方向感覚がなくなり道に迷う。まっすぐ歩いているつもりが、GPSを見ると左回りでぐるりと回っていました。初めて体験するホワイトアウト状態にビックリしながらも、恐怖感は全くありませんでした。GPSがあるので位置が完璧にわかりますし、近くに山小屋があることもわかっていましたから。いい経験が出来ました。

蓼科山山頂
蓼科山山頂

山頂に着くと、風が強くいよいよ雨も強く降り始めて蓼科山ヒュッテの下屋に退避。天気予報はまたしても大外れ。双子池は取りやめてピストンで下山しました。

唯一見た太陽
唯一見た太陽

昼までは天気がもつ予報だったので、このまま霧ヶ峰のピーク車山をゲットしようと移動。カメラとGPSだけもって登るも、途中から大雨に降られてビショビショに。昼まで天気はもつんじゃなかったのか・・・。天気予報に裏切り続けられた一日でした。

雨に降られた車山
雨に降られた車山

御嶽山

山頂からの眺望
山頂からの眺望

9/21。黒沢登山口から御嶽山剣ヶ峰へご来光登山を敢行。10/13まで剣ヶ峰に登ることが出来るという事で行ってきました。

天気予報は曇り。ご来光が見られるかどうかわからない状況でしたが強行。御嶽山を盗聴するのが目的でご来光は見られればラッキーくらいの気持ちで登りました。

槍支店山から戻る
摩利支天山から戻る

ご来光は見られませんでしたが、摩利支天山や三ノ池に行く頃には青空が見えて、久々に好天の登山が出来ました。

三ノ池
三ノ池

御嶽山はいい山ですね。山頂に行けなくてもいいところがたくさんあります。また行きたいですね。

五ノ池山荘と継子岳
五ノ池山荘と継子岳

開聞岳・韓国岳

韓国岳山頂からの眺望
韓国岳山頂からの眺望

10/17,18。九州に行く用事が出来たので、百名山である開聞岳と韓国岳へ行ってきました。両方とも手軽に登れる山なので続けて登ってきました。

開聞岳登山道
開聞岳登山道

天候には恵まれず、開聞岳は雲の中で山頂は小雨。登り始めから何も見えないのは明白だったので、さっさとピークを踏んで降りてきました。駐車場からピストンで3時間かからない手軽なお山でした。

開聞岳山頂
開聞岳山頂

韓国岳は山頂から眺める新燃岳や高千穂峰とご来光を撮りたくてナイトハイク。前日夜より空が晴れてきれいな星空の下暗闇の登山道を歩いていく。

木道と星空
木道と星空

山頂に着くと眼下には霧島市の街灯り。綺麗なご来光が見れそうだと思ったのもつかの間、急激にガスに包まれて視界がなくなってしまいました。

韓国岳火口
韓国岳火口

結局、まれに北側の雲が切れて火口とえびのの街が見えたものの、ほとんど何も見えないまま時間切れで無念の下山をしたのでした。下山中、大浪池の外輪を歩きながら振り返ると、雲が消えて韓国岳の姿があらわに。タイミングが悪い。

韓国岳山頂から下山
韓国岳山頂から下山

今年の夏、秋は天候に恵まれず、思うような写真が撮れず残念な登山が続きました。これから冬は好天に恵まれたいものです。

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