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愛知県本宮山 「本宮の森を歩く」

 
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愛知県で人気の山 本宮山とは

場所は愛知県豊川市。標高798m。山頂には三河国一宮砥鹿神社がある古くからの信仰の山であり、登山道は山道となっている。古くは深い森に巨木が群生していたらしいが、山頂には電波塔が立ち、車道が通りその面影はあまりない。

参道である登山道は巨木や巨岩が点在しており、砥鹿神社直下には水と巨木と苔の広がる美しい森が広がっている。

アクセスも便利であるので、登山者に人気。駐車場も登山口周辺にたくさんあり、合計すると200台近く停めるスペースがあるが、週末は満車となる。

登山に訪れると、地元と思しきたくさんの人が参道を登られている。地元で愛されている山である。

私もこの山に登るのは3回目。隣県からの登山となるが、手軽に訪れることが出来てトレーニングになるコースなので気に入っている山だ。今回は梅雨時の瑞々しい森を歩いてきた。

山頂までは今回は90分ほどだった。階段ばかりのコースなので、標高差以上に疲れるが、ほとんど直登なので時間は意外とかからなかった。

本宮の森を撮る

今回はNikon D7200にAi Nikkor 28mm F2.8のみで山に入った。画角は換算42mm相当となるのでちょっと広い標準レンズになる。最短撮影距離が20cmとかなり寄れるので結構気に入っている。マニュアルフォーカスだが、動きものを撮るわけでないので特に不便はない。

登山口は砥鹿神社の鳥居をくぐる。周辺の木々が茂り、鳥居に明かりが差して神々しい空気が流れている。いかにも神域の雰囲気。

人気の山なのでたくさんの登山者が降りてくる。

砥鹿神社鳥居
砥鹿神社鳥居

鳥居の向こうには気の階段を登る参道が伸びている。

参道
参道

なぜかこの木だけびっしりとキノコが付いていて目を引いた。

キノコに覆われた木
キノコに覆われた木

杉に囲まれた山道に陽の光が差してコントラストを作る。

杉の道を進む
杉の道を進む

本宮山は岩の樹林。急登の岩場も点在するが見た目よりずっと登りやすい。

岩場の急登
岩場の急登

参道であるので、基本的に道はよく整備されている。歩きやすい道なのでトレランをされる人が非常に多い。

道

山道の中ほどに来ると、森の中に石段と鳥居が現れる。ここからが境内なのだろう。

森の中の鳥居
森の中の鳥居

岩場と巨木の織り成す森が原生を感じる。

巨木と岩
巨木と岩

砥鹿神社に近づくと杉の巨木がたくさん目に付く。苔を纏った杉は緑色に輝いて神々しい雰囲気が漂う。

苔むした大木
苔むした大木

砥鹿神社への最後の石段を登る

神社への石段
神社への石段

神社から歩いて10分ほどのところにある山頂。鬱蒼とした森の参道とは打って変わって開放的な場所。草の広場からは豊橋の街と海が眺められる。

山頂からの風景
山頂からの風景

山頂から来た道を戻る。神社を後にして山道を下っていく。古の石畳に木洩れ日が差す。

石畳に木洩れ日
石畳に木洩れ日

鬱蒼とした森が作る陰影と緑の苔が作るコントラストに目を奪われる。

苔の参道
苔の参道

深い森に佇む古の青銅鳥居。森と融和している。

青銅の鳥居
青銅の鳥居

手水舎。豊かな冷水があふれて山道まで流れていた。

手水舎
手水舎

山頂までの往復で登り90分、下り60分の山行でした。休憩を入れても3時間で戻ってこられる手軽な山。アクセスも良いので登山初心者の方でもおすすめできる山ですよ。

コース

ルート地図

ルートタイム

往路 90分

登山口⇒30分⇒林道分岐⇒24分⇒砥鹿神社鳥居⇒11分⇒砥鹿神社手水舎⇒16分⇒砥鹿神社奥宮⇒9分⇒本宮山

復路 56分

本宮山⇒9分⇒砥鹿神社奥宮⇒11分⇒砥鹿神社手水舎⇒4分⇒砥鹿神社鳥居⇒13分⇒林道分岐⇒19分⇒登山口

駐車場やアクセスについては別に書いた本宮山登山ページをご確認ください。

今後の登山ライフのご参考になれば幸いです。では。

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