登山で便利なミニ三脚 マンフロットPIXI EVOをアルカスイス互換に換えてみた。

目次
PIXI EVOのアタッチメントが面倒くさくなった
登山の時には毎回欠かさず携行するミニ三脚PIXI EVO。小さく軽いので邪魔にもならず、山頂等でちょっと自撮りをしたい時や、露光時間を稼ぎたい時など非常に重宝しております。
使いたい時は都度脱着をするのですが、アタッチメントがダイヤル式になっており、回すとネジが回ってカメラのプレート取付ネジに締めるという構造になっているため、登山中にすぐ使いたい時に都度クルクル回して脱着するのが面倒くさくなってきました・・・。
というわけで、もっと使いやすくするためにアルカスイス互換のクランプとプレートを付けて簡単に脱着が出来るようにしたいと思い、ネットで物色をしてみました。
アルカスイス互換クランプ
Google検索で「アルカスイス互換 クランプ」で調べるとあるわあるわでいろいろなものがすぐに出てきました。
ミニ三脚に付けるので、なるべく小さいものがよいのですが、取付感もしっかりしたものが欲しい。ですが画像で見ているだけではイマイチどれが良いのかわからない・・・。
そんなわけでとりあえず見た目がよさそうなものを適当に買ってみました。
選んだのはMENGS DC-38Qという製品です。
中華メーカーですが画像で見た感じではしっかりしてそうに見えたのでAmazonでポチリ。お値段は1,956円でした。

現物は見た目も作りがいい感じですし、クランプ部もシッカリしていてぐらつくようなことはありません。ちゃんとした精度の良い製品と感じました。
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アルカスイス互換プレートはL型を購入
クランプだけでは使えないので、合わせてプレートが必要です。現在手持ちのマンフロットBefree advancedのプレートはアルカスイス互換なのでそのまま使えますが、縦構図で使いたい時はアタッチメントを横に倒す必要があるのでミニ三脚では安定しない。
そこで直接縦に付けられるようにZ6,7用L型プレートを導入することにしました。各社いろいろ出ているようですが、購入したのは山写さんが紹介されていた激安プレート2,599円です。
山写さんが購入したころはZ7としかペイントされていなかったようですが、私が購入したものは、「FUGASUN Z6/Z7」とペイントされていました。メーカー側も思った以上に売れちゃって設変したのかな。
山写さんが書かれている通りビシッと取付できます。プレートの両端には滑落防止のネジが付いています。また、L型の幅を変更できるように六角ネジが二つ付いています。側面に配線をするときに邪魔にならないようにボディとのクリアランスを変更できるようになっています。


これはいい買い物です。
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マンフロットPIXI EVOがアルカスイス互換に変身
MENGS DC-38QをPIXI EVOのアタッチメントに装着。サイズ感もピッタリでいい感じです。またPIXI EVOのマウント部は樹脂製なのでダイヤル部分から上がへなへなしていて少々剛性不足だったのですが、クランプを締めこんだ事でマウント部に金属プレートが密着することになるので改善されています。

直接縦に着けることで、ミニ三脚でも縦構図でしっかりとることが出来るようになりました。クランプは軽く締めるだけでしっかりとまります。


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このシステムの問題点
FTZを使っていると、Zマウントレンズに交換したい時はクランプとFTZの出っ張り部が干渉して外すことが出来ません。FTZは全く困った構造です。これを解消するにはLプレートの下にもう一つプレートを追加して90度回して取付すれば、マウントアダプターを回転させるクリアランスがとれるのですが不格好。どうせミニ三脚での使用なので、その時はカメラボディをクランプから外せばいいや・・・という感じです。

きちんとした三脚に載せるときは、そのままレンズ交換できないと効率が悪いのでプレートを追加する必要がありますね。
私が使っているBefree advancedは専用クランプなのでどちらにしろ付属のプレートを使用しないと使えません。なのでこの辺りはあまり問題になっていない状況です。
BefreeもL型プレートがそのまま使えるようにアルカスイス互換のクランプに変更したいので、またそのうち探してみようかと思っています。そうしたらプレートも追加購入が必要になるかもしれません。
FTZの形状のおかげで色々悩ましいです。