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登山で持って行くもの

2017/03/30
 
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他の登山者がどんなものを持ってきているのか結構気になるものです。実際の経験から必要なもの、使いやすいものを選んでいるはずなので非常に参考になることが多いと思います。私の持ち物が参考になるかはわかりませんが、ほんの一例ということで紹介したいなと思います。自身の確認のためにも一度洗いだしてみるのがよいかなと思った次第です。

まずは登山の三種の神器と呼ばれる3つのアイテムから。

ザック

道具や食料等々を運ぶのに必ず必要ですよね。また、ザックを背負っていないと登山している感が薄れます^^;)登山用品店へ行けば大きいものから小さいものまでたくさんのザックが置いてありますが、どれを買えばよいのか全く分からないですよね。自分の登山スタイルにはどのザックを選択すればよいのか判断がつかないです。日帰り低山であればたくさんの荷物を持っていく必要はありませんので軽量で動きやすく容量は20~30リットル程度の小さめのものが良いと思います。でも、登山を続けているとどんどん高い山や長い縦走に挑戦したくなるものです。高い山の山頂でご来光や、壮大な雲海を見てみたい等いろいろな欲求が出てくると思います。そうなると泊まりでの登山となりますので、容量の小さいザックではつらくなります。追加でザックを買わなければならなくなりますので、私の場合は、山小屋泊も想定して40リットル位の少し大きめのザックを購入しました。大は小を兼ねるということで。このくらいの大きさであれば日帰り登山でも快適に使えます。

私のザック オスプレイケストレル38L
軽量でショルダーハーネスの付け根位置を調整できるところが気に入っています。トレッキングポールを装着できるので、岩登り等の時にポールが邪魔になる場面で役に立ちます。レインカバーも標準装備で便利ですね。2気室構造になっており、下からも中にアクセスできますので使用頻度で分けてパッキングしています。その他ショルダーベルトのバックルが笛になっていたり、雨蓋内側にもメッシュポケットがついていたり等非常に使いやすくて気に入っています。現在のものは2016年にモデルチェンジしていて、サイドからもアクセスできるそうです。(私のは旧型)

登山靴

登山靴と言ってもいろいろ種類があります。厳冬期で使用するようなアルパインブーツや春から秋まで日帰りや一泊程度の登山に使うトレッキングシューズ。トレイルランニング用のシューズ等があります。最初は幅広く使えるトレッキングシューズがよいです。いろいろなメーカーのものがありますが、最初は自分の気に入ったデザインのものでよいと思います。実際にお店で履いてみて自分の足に合うものを選ぶ事が大切だと思います。この靴を履いて山道を一日中歩くので、足に合わないと苦痛で歩けなく待ってしまいます。お店の人に相談しながら購入するのがよいと思います。

私のトレッキングシューズ モンベルタイオガブーツワイド
防水性と透湿性を兼ね備えたゴアテックスを使用しております。ソールはトレールグリッパーという滑りにくい素材でできており、確かにしっかりとしたグリップを発揮してくれます。登山用品店でいろいろと試し履きをしてみたのですが、どうも私は甲が広いようでこの靴しか合うものがありませんでした。でも、しっかり足を守ってくれるので気に入っていますよ。

レインウェア

山の天気は変わりやすい。登り始めた時が晴れていても、途中で天気が崩れていくことはよくあることです。気温の低い山頂付近で突然の雨に体を濡らしてしまうと一気に体温を奪われ危険な状態になることもあり得ます。ですので、レインウェアは登山では必須の装備となります。登山は発熱量の多いスポーツです。一般的なレインウェアでは雨で濡れなくても汗で濡れてしまいます。レインウェアを着ながらランニングをしたら汗でびっしょりになるのは容易に想像できますね。ここはゴアテックス等の透湿性の優れた素材で作られた登山用のレインウェアを選びましょう。

私のレインウェア モンベルレインダンサージャケットパンツ
これもゴアテックス製。雨具として使うよりウインドブレーカーとして使用する方が頻度が多いです。登山に行くときは山の天気予報を確認しますので、急な雨に降られる頻度は多くありませんので。でも、天気はどうであれこれは絶対に持って行っていますよ。いざという時のものですので。

その他のアイテム

一覧表でどうぞ。

アイテム 品名 用途・説明
アウター・ミドルウェア モンベルロッシュジャケット
防風性・撥水性・保温性を考慮して選びました。アウターとして購入しましたが、将来厳冬期登山でのミドルウェアとしても使えるようにと思っております。
モンベルシャミースプルオーバーMen’sWomen’s

ミドル用。山行中はアンダーとこれだけで歩くことが多い。手持ちのフリースで代用できます
アンダーウェア モンベルジオラインラウンドネックシャツM.W.Women’s

速乾性と保温性を併せ持っています。着心地がよくオールシーズン快適に使えます。ウェアはオールシーズン長袖を使っております。半袖だと怪我や虫さされ等に合いますので。
パンツ マウンテントレーナーパンツWomen’s

オールシーズン使えます。やっぱり山は長ズボンがいいです。怪我や虫を防いでくれます。
ヘッドライト ブラックダイヤモンド スポット
道迷い等で明るいうちに下山ができなかった場合を想定して、明かりは必ず持って行っておく必要があります。
熊鈴 モンベル製 山行中に鈴の音で熊にこちらの存在を知らせる。熊に遭遇しないためのアイテム。しかし逆効果という人も…。
 ホイッスル  どこのだろう?  いざという時のために持っています。使ったことないですが。
手袋 メーカー不明… 主に怪我防止のために使っています。冬場は防寒がメインですね。季節で使い分けが必要かと思いますが、冬場はインナーとアウターに分かれるものが便利でよいと思います。作業をするときにごつい手袋のままではやりづらいので、インナーだけにして作業をするということができます。私は適当に買ってしまって後悔しているので是非そうしてください。あと、予備で必ず軍手を持って行っています。
帽子 気に入ったもの 山は日差しが強いので、紫外線対策に。冬場はニット帽をかぶって防寒対策しております。
靴下 ウール製 登山では靴擦れ防止や足保護のため分厚いクッション性の良いものがよいです。化繊とウールがありますが、ウールのものは万が一濡れてしまっても保温能力が落ちないという実感があります。登山専門店でいろいろ売っています。
スパッツ スパッツ(ゲイター)は足首周りに装着して登山靴内にゴミや水の侵入を防ぐものです。結構重宝します。私の使っているものは普通のナイロン製なので結構蒸れます。少々高いですがゴアテックス製のものがいいと思います。
地図 国土地理院地図 カシミール3Dで国土地理院地図にルートを記入して使用しています。地図は厚手のビニール袋に入れて防水対策。私は使っていませんが、書店で販売している山と高原地図を見れば、コースの標準タイムや印等非常に役に立つ情報が地図に記載されていて便利です。
コンパス 登山用のもの 地図と合わせて使用します。
GPS GARMINS62 主にログ記録用に使用しています。必ず持ち歩きますが、基本的に地図で位置確認をするようにしていますのでほとんど見ることはありません。でも、これがあると道に迷った時には非常に心強いです。
予備電池 エネループ他 ヘッドライトやGPS用の予備電池を2セットづつ必ず持ち歩きます。
行動食・昼食 行動食はすぐに食べられるもの 行動食はカロリーメイトやチョコレート、塩飴を持ち歩いています。休憩ごとに採りますので量はそれなりに必要です。昼食はカップラーメンが多いです。山頂で食べるカップラーメンは抜群においしい(^o^)
コッヘル SNOWPEAKSトレックコンボSCS-010 アルミ製です。600CC以上水が入りますので、一度でカップラーメン2杯分沸かせます。
バーナー PRIMUS P-153ウルトラバーナー コンパクトかつ軽量。コッヘルの中にガスカートリッジとバーナーが一緒に入れられますので持ち運びが楽です。
救急セット 絆創膏、テーピング、テープ、ポイズンリムーバー、消毒液、包帯を持って行っています。薬関係も持って行ったほうがよいと思っております。
トレッキングポール 脚への負担軽減や歩行バランスが取りやすくなり、かなり疲労軽減の役に立ちます。私は登山で足腰のトレーニングを兼ねているので基本的に使わないようにしていますが、必ず持参します。怪我や疲労で動けなくなった時にこれがあると助かる可能性がありますので。
飲料水 ミネラルウォーター2L+500ml ミネラルウォーター2Lをザックに入れて、500mlペットボトルのお茶をザックのサイドポケットに入れています。水は飲料・昼食・洗浄に使用しますがトレーニング用のおもりの役割もしております^^;)こぼしてしまう等のトラブル対策に1L×2本の方がよいかと考えているところです。
タオル 汗かきますので必需品。また、汗拭き用とは別に清潔なものを用意。いざという時に使えるように。
ビニール袋・ティッシュ等 ゴミの持ち帰りやトイレ用に持ち歩いています。
折り畳みシート 下が濡れている時にも座れるように持ち歩いています。
時計 CASIO G-SHOCK ソーラー電波時計で時刻は狂わないのですが、PROTRECKが欲しいです。PRW-3510が使い勝手がよさそうかな。
カメラ NikonD7200

NikonD3300

NikonJ4

撮影メインの時はD7200。登山メインであればD3300を持って行きます。J4はサブです。D3300は機能的には最低限ですが軽量コンパクトで使いやすいので結構気に入っています。D7200は機能もしっかりしており、古いレンズも使えるのがよいです。J4はコンパクトなので普段は散歩カメラに使っています。ザックの片隅に入れておけるのでいざという時に便利です。
レンズ SHIGMA 8-16mm F4.5-5.6 DC-HSM

Nikon Ai Nikkor 35mm F2

Nikon AF-S DX Nikkor 55-200mm F/4-5.6G ED VRⅡ

その他多数

登る山によって持って行くレンズは変わりますが、標準レンズの他に超広角、単焦点、望遠レンズのいづれかを持って行きます。特にSIGMAの超広角はお気に入りです。画角が広すぎるので難しいですが、変わった写真が撮れるので楽しいです。

Aiレンズは35mm以外にも持っておりますが、古いレンズでもカリッとした写真が撮れるのでまだまだ現役で使えると思います。

私は基本日帰り登山なので、普段の登山には概ねこのくらいのものを持ち歩いております。普段周りにあるもので結構代用できますので必要を感じた時にぼちぼち揃えましょう。私もそうしています。

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