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雪山登山初心者の私が選ぶ 雪山ハイキングコース5選

 
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こんにちは。BlueRです。
雪山シーズンに入りましたね。登山系SNSを見ていても皆さん雪山のレコが多くなってきました。
私の住んでいる静岡県近辺でも、南アルプスの山は白く雪化粧をしていますし、先日登った静岡県川根町の蕎麦粒山も1600mくらいの低山ですが、登山道は数センチの雪が積もっていてちょっとした雪山ハイクを楽しめました。

今年の冬は近隣低山の雪山を中心に歩きたいと思っております。雪山に徐々に慣れて、装備も徐々にそろえていってから森林限界を超えた山に登りたいななどと思っております。
無雪期に登ったことのある低山で雪の歩き方やルートファインディングの練習もしたいし、実際に登って必要と感じた装備もそろえていきたいと思っております。来シーズンには装備もそろえて、八ヶ岳辺りで冬山森林限界越えデビューをしたいななどと思っております。

雪山練習にはこんな山がいいのではと思っています。(写真は愛鷹山以外は積雪期に行ったことがないので、雪山ではありません^^;))

愛鷹山

愛鷹山は富士山の南側に隣接するいくつかの山がある山塊の総称です。日本200名山に選ばれています。その中には愛鷹山もあるのですが、この山塊で最も高い山頂は越前岳(1504m)です。越前岳は、富士山がよく見える十里木というところから直登するか、須山登山口から尾根伝いに登るのが一般的です。
登山道途中の眺望もよく、富士山やその裾野に広がる広大な森林、さらにその向こうには南アルプスの山々を望むことができます。危険なところも特になく、安心して歩くことができるコースです。
越前岳から須山方面へ降りていき、ちょっと寄り道をして黒岳に行くと今度は富士山と丹沢山系が綺麗に見えます。ベンチもあるので天気がよければのんびりできる山頂です。
一昨年登った時はたまたま前夜に降雪があり、新雪を踏むことが出来ました。登山客も多く、雪山ハイクの練習にはもってこいの山だと思います。

越前岳山頂

越前岳山頂(2月)

黒岳・釈迦ヶ岳

富士山の北にある御坂山塊の300名山黒岳とその北にある釈迦ヶ岳をスズラン群生地から登って周回をするルートです。黒岳山頂から少し降りたところにある展望所からの富士山は綺麗です。河口湖を前衛に、なだらかな稜線が左右に広げる富士山の姿は本当に綺麗ですよね。釈迦ヶ岳はまだ行ったことがないのですが、山頂からの眺望が素晴らしいと聞いているので一度行ってみたいと思っている山です。この辺りも1、2月は雪が積るところですが、人気の山域で他の登山者もおられるので安心ですね。

黒岳展望所より(4月)

黒岳展望所より(4月)

毛無山

富士山の西に位置する天子山塊の最高峰にして日本200名山の一つ。山頂付近からの富士山の眺望がよいお山です。登山口近くにはイベントなども模様されるふもとっぱらという大きなキャンプ場があります。
日本全国に毛無山という山はたくさんありますが、その中でおそらくこの山が最高峰だと思います。富士山北の御坂山塊にも毛無山がありますが、あちらも十二ヶ岳と合わせて登られることが多い山です。
登山口から山頂までは標高差1000mを一気に登る急登の登山道で結構ハードですが、ちょっとした岩場登りもあり登り応えがあるコースです。
この山の山頂標識は富士山がよく見える開けたところにあるのですが、実は本当の山頂はもう少し北に進んだところにひっそりとありますので、ピークハントをしている方は取り逃さないように気を付けなければなりません。
毛無山から隣の雨ヶ岳、竜ヶ岳と縦走コースがあります。「笹が深いので経験者と・・・」という標識が山頂標識近くにありますが、私が昨年登った時はコース上の笹は綺麗に刈り取られていて、快適に歩くことが出来ました。管理していただいている方に感謝ですね。
2000m近い稜線を歩くことになるので、冬場は結構寒さが厳しいと思われますのでしっかりした装備で歩きたいですね。

雨ヶ岳山頂から北へ降りる山道より

雨ヶ岳山頂から北へ降りる山道より(5月)

伊吹山

滋賀県と岐阜県の県境にある日本百名山。標高は1377mとあまり高くなく、登山口からの標高差は1200m以上ありますが、非常に整備が行き届いた山道で、夏はものすごく登りやすい山です。
昨年の夏に妻と登りましたが、妻のペースに合わせてユルユルと登って3時間半ほどで山頂に到着。天候がよければ眺望もよいので人気なのはうなずけます。
風雪の通り道である関ケ原に隣接しているため(そういえば昔見た地図にはゲリラ風雪地帯と記載があったなぁ)、雪が多く天候も非常に変わりやすいところです。伊吹山はかつては積雪量世界最高の11.82mを記録するほど雪の多い山です。今では温暖化の影響でそんなに積ることはないですが、雪の多い山であることには変わりはないです。
年中登山客が絶えない山ですので、冬場でもしっかりとレースはあるようです。天候の良いときは山頂から琵琶湖や白山等美しい雪山を見ることができると思います。
ちょっと家から遠いですが、天気のいいときに登ってみたいですね。

伊吹山山頂手前で撮影

伊吹山山頂手前で撮影(8月)

安倍奥

静岡市の北部、梅ヶ島から駿河湾に流れる安倍川。安部川上流の梅ヶ島近隣の山々が通称安倍奥と呼ばれる山域です。南アルプスの最南端に位置しており、山の稜線からは北岳、間ノ岳、鳳凰三山等を望むことができます。
安倍奥で最も高い山が山伏(やんぶし)と呼ばれる山で日本300名山の一つに数えられております。山伏山頂は広い笹原に覆われていて、その向こうに視線と同じ高さに富士山を見ることができます。また、反対側を見ると聖岳や赤石岳等南アルプスの山々が見え、非常に眺望のよい山頂です。
他にも日本三大崩の一つと呼ばれる大崩落地、大谷崩れや大谷嶺、八絋嶺等近隣の登山者に人気の山がたくさんある山域です。雪も結構多い地域ですので、静岡県に住んでいる登山者にとってはアクセスしやすい雪山だと思います。
トラバース路などもぽつぽつあるので、積雪期は滑落しないように気を付けなければいけませんね。
でも、雪に包まれた山伏山頂は行ってみたい場所の一つです。

山伏山頂より

山伏山頂より(10月)

雪山は安全第一で、撤退する勇気をモットウに何度も同じ山に登って雪に慣れていきたいですね。
皆さんもこれからのシーズン安全の十分留意して楽しく登山をしましょう。

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