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登山で一眼カメラを楽に持ち運ぶには

2020/03/14
 
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登山でカメラを持ち運ばれている方はたくさんいらっしゃいますね。むしろ、ほとんどの人が何らかのカメラを持ってきています。
スマホや小型のコンデジで撮影される方は、あまりカメラの携行に苦労されていないと思いますが、一眼レフやミラーレス一眼を持ってきている方は、携行方法が悩ましいと思います。
首からぶら下げていたら、首の負担が来ますしブラブラして邪魔になります。破損の危険もありますね。かといってザックに入れておくと、気軽に撮れなくなりますのでほとんど撮影しなくなってしまいます。
私の場合は、NikonD7200に単焦点レンズか標準キットレンズを付けて携行することがほとんどでしたが、ストラップをたすき掛けして体正面に配置して携行しておりました。
レンズが軽かったのでカメラが下を向くことがないですし、すぐに撮影体制に入れることや、転倒しても体の上にカメラがあるので破損もしなかった(大転倒すればその限りではないと思いますが)ので、あまり問題になっていませんでした。
しかし、それなりによいレンズを使うと重量があるので、この携行方法では問題が生じるようになりました。
カメラが下を向いてしまう事、重量増で首の負担が大きくなること、高価なレンズを破損させてしまう危険があることです。
今回、レンズを新調したことで登山での携行システム(というほどの大げさなものではないですが)を見直してみました。

やっぱりカメラの保護が優先

大事な高価なカメラやレンズを壊してしまっては大変です。精神的にも経済的にも大打撃を受けますので、カメラ保護用にバッグを新調することにしました。
いままでは、ザックに入れるときにかさばらないように簡単なものしか持っていませんでしたので、今回は携行用にも使えるようにLowepro50AWⅡを購入しました。

TAMRON SP24-70F2.8 G2を付けてレンズフードを付けたまま収納でき、バッグから出してすぐに撮影が出来るので便利です。
これに入れておけば、岩を登る時等に誤ってカメラをぶつけてしまったり転倒した時でも安心です。
また、ポケットにレンズの掃除道具やフィルターを入れておけるので便利ですね。

負担の少ない携行方法

これを付属のストラップを使用して肩や首から下げていたのでは、負担が大きいのは変わりません。ですので、ザックのショルダーベルトから下げられるようにストラップを作成しました。

Loweproシリーズ携行用お手製ストラップ

用意したもの

mont-bellで25mmのサイドリリースバックルとベルトを購入して自作。価格も数百円で帰るので安いです。
私はベルト長1mを3本作製しました。使ってみるともう少し短くてもよかったかと思っています。バックルとの取り付けはミシンでしっかり縫い付けて外れないようにしました。
作成したストラップとLowepro50AWⅡとを接続するためにS-BINER#4を用意。フックのロック機能があるものが安心かと思います。
使ってみてベルト幅は20mmでも十分かと思いました。

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ザックへの取り付け

  1. まずはつくったストラップをショルダーベルトに通します。

     

    ショルダーベルトにストラップを付ける
  2. ショルダーベルトに通したストラップにS-BINERを取り付けます。

     

    S-BINER取付
  3. S-BINERにLowepro50AWⅡを取り付けます。

     

    Lowepro50AWⅡの取付

これで完了です。

装着感

実際に装着するとこんな感じになります。

 

Lowepro50AWⅡをザックに装着

カメラの出し入れは非常に楽で、カメラを保護しながらも撮影の機動性は高いレベルで確保できます。
ストラップの長さを調整することで、カメラバッグの位置を変えられますので、個人ごとに最適な位置にカメラを持ってくることができます。
上の蓋は開けたままでカメラを出し入れしてもよいですが、実際にこれを使って山を一日歩いてみましたが(25km程)、蓋は都度軽く閉める方が安心して携行できました。

 

カメラの取り出し

ザックを下すときはS-BINERからLowepro50AWⅡごとカメラを外してからザックを下すようになります。簡単に取れますので使いやすいかと思います。
歩行中にLowepro50AWⅡがパタパタ胸の前で踊るのが少し気になるので、下についているストラップリングを使って固定してしまってもよいかと思いますが、ハーネスだらけになりますし、蓋を開けているとバッグが傾かないことでカメラがこぼれ落ちる可能性もあるかと思います。ここは少し検討が必要なところかと思っております。

2020年3月14日追記

現在ではヒップベルトからもお手製ストラップでLowepro50AWを固定。Lowepro50AWは下にも左右にフックが付いているので、両ショルダーハーネスの2本と合わせて3点支持で胸元あたりに固定しております。これで、体をかがめた時でもカメラバッグが垂れ下がることなく携行できます。

ちなみに、Lowepro50AWの余った下のフックには熊鈴をぶら下げております。ザックに着けるのと違って、鈴がものに触れないのでよく鳴ります。いざとなれば自分の手で鳴らせます。

出典元

この携行方法は登山と写真で仕事をしている人の山写さんが考案された方法です。

詳しく掲載されておりますのでご参考に。
低コストで非常に有用な携行方法ですね。

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