登山で手軽に使える軽量なミニ三脚 Manfrotto PIXI EVOを買いました
ミニ三脚ってどこで使う?
高さ20cmの手軽に持ち歩けるミニ三脚です。普段の生活でもふとした時に三脚が欲しい時ってありませんか。家族で旅行に行ったときに撮る家族写真や、職場からの帰りに日没後のブルーアワーが綺麗だったとか。屋内でちょっとしたものを綺麗に撮りたいという時にも三脚があればなぁと思うことが結構あります。普段の生活の中でちょと写真を撮りたいという時に、シャッター速度が稼げないということが意外とあるんですよね。
そんな時にカバンの隙間にスッと入れられる三脚があれば便利。とういことでついポチッてしまいました。山にも手軽に持って行けるので、三脚を使う機会も増えますね。
山には大抵manfrotto befreeを持って行くのですが、これは夜明け前のシャッター速度が稼げない時間帯に使うのがほとんどで、日が昇ってしまえば使わないことが多いです。山行計画の妨げにならないように、移動しながらスナップするスタイルが基本になっているので、ザックを下ろして取り出す手間が惜しく感じております。メインで使っているTAMRON SP24-70F/2.8G2は非常に強力な手振れ補正がついているので、日が昇っていれば結構手持ちで撮れてしまうことが多いんですよね。
というわけで、ザックを下すのが面倒くさくて山頂で自撮りとか今までほとんど撮らなかったのですが、これからはそんな写真も増えそうです。
Manfrotto PIXI EVOってどんな三脚?
寸法と耐荷重
自重は250g。全高は20cm。耐荷重2.5kg。まあまあコンパクトです。一眼レフメインで使用したいと思って購入した三脚なので、それなりに耐荷重のある三脚を選びました。早速カメラを装着してみて、実際のところを確認してみました。
まずは手持ちのカメラで一番小さいNikon1J4で。Nikon1はレンズ交換型の一眼カメラの中でも最軽量の部類なので、さすがに問題なく使えます。
D3300とAF-S18-55mmキットレンズの組合せも楽勝。特にグラつくこともありません。この位の重量で問題があるならそもそも使い物にならないですよね。
今度はD7200とタムロン大三元標準ズームの組合せ。これは結構きつい。このレンズは1kg近いので結構フロントヘビー。カメラとのアタッチメント部分がグラグラしてこの重量のカメラを付けるには明らかに剛性不足な感じ。でも、自撮り程度なら使えますね。
ティルト部
回転角度は360°で自由にクルクル回ります。フロントティルトは±35°。横ティルトはー90°/+40°です。このタイプは精密な調整が苦手な反面、素早くセットできるのが強みですね。こういうちょっと三脚を使いたいという時に最適な形です。横についているManfrottoマークのつまみを回してロックします。
-90°にもなるのでアタッチメント部分がこんな感じにもなります。カメラを真上や縦構図にしたい時に便利ですね。また、持ち運びの時もこのようにしておけば全長が短くなります。
カメラを付けるとこんな感じです。
D3300+標準キットレンズなら上を向けても問題ありません。D7200+大三元標準ズームの組合せだと、アタッチメント部の首が折れそうな感じでした。縦構図等はちょっと重いカメラとの組み合わせだと難しいですね。やっぱりミニ三脚に大三元レンズを使うのは無理があるか・・・
脱着は非常にしやすく、ダイヤルを回すだけです。
カメラとの接地面はラバーが貼ってあり滑りません。ネジは締めやすいし非常に扱い易くていいですね。
脚部
開脚角度が55°と80°の 2段階調整できます。ミニ三脚なので高さが稼げるわけではないですが、80°にして足を地面すれすれにすることでよりローポジションで撮影することが出来ます。超広角レンズを使うとき等はいいですね。
足の長さは5段階調整が出来ます。山で使うときは、置く場所がフラットであるところはほとんどないので、足の長さを調整できれば設置もある程度安定させることが出来ますね。便利に使えそうです。
こんな感じでD3300とキットレンズの組合せなら楽に使えます。D7200でも大三元等の大きなレンズを使わなければ、どんなポジションでも問題なく使用できると思いました。フルサイズ機でも、D750やZ7,6クラスのボディであれば、使用するレンズを選べば使えるかなと感じました。
まだ山に持って行っていないので早く使ってみたいですね。
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