登山のお供に 最近気になる一眼カメラ

最近気になるカメラがいくつかあります。
現在の登山のお供にはメインでNikonD7200を持って行っています。サブでNikon1J4をザックに忍ばせたり、荷物を軽くしたいときはD3300に標準ズームレンズの組合せで登山しています。
現在のカメラでそれ程不自由はしないのですが、やはり使っていくうちに不満に思うところも出てきますし、そんなときは隣の芝生が青く見えてしまうもので・・・。
そんなわけで、登山で写真をするのに今気になるカメラをご紹介してみたいと思います。
以前書いたカメラ紹介の記事に掲載したようなカメラを使っていると、たぶんしばらくすると私と同じのように隣の芝生が青く見え始めると思います・・・。やっぱり人間は欲深いので、慣れてしまうとどんどんいいものが欲しくなってしまうものなのです^^;)
でも、初心者の方はこの記事に準じた仕様のカメラがやっぱりいいと思います。綺麗に撮れて軽く扱いやすいので。
目次
OLYMPUS OM-D E-M5 MARKⅡ
盆休みに歩いた南アルプス白根三山では天気が悪かったので、レインウェアのポケットに入るNikon1J4しか持って行かなかったのですが、やはり雨が降っていると気を付けていてもカメラが濡れてしまいました。
J4は防滴防塵ではないので、途中で調子がおかしくなったり、レンズの内側が曇ってしまったりと気を使いました。
そこで気になり始めたのがこのカメラです。
携行しやすいコンパクトボディ
EVFもついているのに非常にコンパクトなサイズ。
Nikon1J4と比べても一回り大きものの、十分小さく携行性は良さそうです。
防塵防滴耐低温
ボディもレンズも防塵防滴。雨の日でも撮影OKとOLYMPUSのHPで謳っています。しかも-10℃まで使用可能な耐低温性能。山登りで携行するのに頼もしい機能です。
NikonD7200は防塵防滴ですが、レンズがそうではないので雨の降る中ではなかなか使いづらいです。その点OM-D E-M5Ⅱは気兼ねなく使えていいですね。
画質も良さそう
センサーはマイクロフォーサーズで1600万画素。APS-Cよりセンサーサイズは小さいです。一般的にセンサーサイズが大きい方が高感度耐性は有利なのでAPS-Cに対して不利になりそうですが、画素数が少なく一画素単位での面積はD7200のAPS-C2400万画素とそれほど変わりません。画像処理エンジンの世代もD7200と同時期なので、それほど高感度耐性も悪くないのではないかと推測されます。J4の1インチセンサーと比べれば相当画質がよいですよね。
40Mハイレゾショットという高画質で撮影する機能もあります。これは、0.5ピクセル単位でセンサーを動かしながら、8回撮影した画像をもとに40Mセンサー相当の写真を生成するというすごい機能。最近発売したNikonD850も同じ機能を搭載していましたね。
被写体ブレや手振れがあると使えない機能なので、登山ではあまり使わないと思いますがいいですね。
EVFが見やすい
EVFは見やすくて、ピーキング機能がすごく便利ですね。ファインダーで見えている画にピントが合っているところに印が付くので、どこにピンが来ているのか一目瞭然。私はD7200で単焦点MFレンズをよく使うので、この機能があればすごく楽だなと思いました。
タフに使えるコンパクトな一眼カメラ。いいですね。J4の代わりにこれが欲しい・・・。
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Nikon D750
中級のフルサイズ機。高感度耐性が上がるのと、手持ちのレンズがフルサイズ対応のものが多い事もあり気になっております。
モデル末期ですが、市場価格もかなり安くなってきているので買い易くなっています。
フルサイズ2400万画素センサー
画素数がそれほど多くないので、扱いやすいフルサイズ機になっています。高画素化すると画像は精細になりますが、高感度耐性の低下や手振れの影響を受けやすい等のデメリットもあります。また、レンズもより性能の良いものを使わないとボディの性能が生かせません。
D750のセンサーは丁度良いくらいで、高感度耐性は上位機種のD800系より良好。A3程度にプリントをする程度であればこの位の画素数で十分です。
バランスのよい機体
AFはD7200と同じフォーカスポイント51点。フラッグシップモデルと比較すると劣りますが、中心が-3EVとかなり暗くてもしっかりフォーカスしてくれますし、動体撮影も結構食いついてくれます。山で風景撮りをするのには何の支障もないですし、動物を撮るのにも十分に使えると思います。
シャッタースピードは1/4000までと、D7200の1/8000より少し劣るのですが、明るいレンズで昼間に開放で撮るという場面でもそれ程使わないシャッタースピードなので、あまり問題ないかなと思います。
全体的にいてほとんど弱点がない機体で、使いやすいと思います。
操作系がD7200とほとんど同じなので、個人的にはとっつきやすくていいです。
軽量で持ちやすい
フルサイズ機であるにもかかわらず軽量。本体重量が750gとD7200の675gより75g重いだけ。
単焦点レンズと組み合わせて使うなら、APS-C機とそれほど重量に差がありません。
しかし、大三元レンズなどと組み合わせれば相当な重さになるので、登山で持って行くならそれなりに覚悟が必要ですね。さすがに大三元レンズを持って登ってきている人はほとんど見ませんね。
どうも最近、誰もがかかるフルサイズ病にかかっています。
山で撮影をしている人のカメラを見るとフルサイズ。ネットで写真を眺めていると、使ったカメラはフルサイズ。どうもフルサイズばかりが目に入ってしまいます。
高感度で撮影が必要な場合を除けばD7200の画質はフルサイズ中型機と比較してそう劣らないと思っているのですが、やっぱり気になるフルサイズ。
フルサイズにしても、写真の腕が伴わなければ結局いい写真は撮れないのですが、それでもフルサイズの魔力に牽かれてポチリそうになるのが怖いです^^;)
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SONY α7Ⅱ
α7Ⅲが11月25日に発売するので、価格がこなれてきておりますね。
ミラーレスでフルサイズのこのカメラ。NikonのMFレンズをたくさん(とはいっても数本ですが)持っている自分にはもしかしたらちょうどいいカメラなのではないだろうかと最近思っております。
内臓5軸手振れ補正
本体の方で4.5段分の手振れ補正機能があります。
ということは、マウントアダプターを介して手持ちのMFレンズを付けると手振れ機能付きで使えてしまうという事ではないか・・・。と考えております。ネットで調べてみるとやっぱり同じことをしている方がちらほらおられるので結構いけるのでは・・・。
軽量ボディ
ミラーレスなので軽量。本体重量はなんと556g。フルサイズなのに圧倒的に軽いです。
まあ、レンズはそれなりの重量になると思いますので、登山で持って行くレンズは厳選する必要がありますね。
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あれこれ考えていると、欲しいものが尽きませんね。ちょっとでも手を出すとそのまま底なし沼にはまっていってしまいそうです^^;)