Let's enjoy climbing and photo

小型軽量 登山にも日常でも常に持ち歩けるかわいいやつ Nikon1 J4

 
この記事を書いている人 - WRITER -

現在でも普段から常にカバンに潜ませているNikon1 J4。
今回は、こいつについて語ってみようかと思います。
「今撮りたい!」という時にサッと出せてすぐに撮れる便利なカメラです。
お散歩カメラとして今でも愛用しております。

それまで使用していたD3300(今でも使っています)が普段持ち歩くにはちょっと邪魔に感じておりました。d3300は非常にコンパクトな一眼レフですが、それでも普段からカバンに入れるにはかさばります。仕事柄、出張が多くいろいろな地域に行くことが多いので、出張先で仕事が終わると写真を撮りに行くこともしばしば。かさばるD3300より小さくて画質もそれなりのカメラが欲しくなったのがJ4購入のきっかけでした。

高級コンデジのSONY RXシリーズやPower shot等も非常に気になりましたが、意外と高価かつセンサー部にゴミが付着すると掃除ができないのではと危惧もあり、レンズ脱着が可能なミラーレスを検討したのでした。今まで使ってきたコンデジは軒並みセンサーにゴミが付着して掃除不能になっていたので(最近は無理矢理分解して掃除してます)センサー部が掃除できるようにレンズ交換型を検討したのでした・・・。
高級コンデジを自分で分解清掃する気になりませんので・・・。
コンパクトかつミラーレス一眼となるとNikon1。センサーも1インチで高級コンデジと同じサイズ。ポジション的にはレンズ交換可能な高級コンデジといったところでしょうか。画質も期待出来そうと考えていました。

この頃にはすでにJ5が発売されており、J4は型落ちとして結構安く販売されておりました。ダブルズームキットで4万円ちょっとで買ったと記憶しております。望遠レンズは特に必要性を感じていなかったのですが、標準ズームキットとの差額が数千円だったのでどうせなら・・・とダブルズームキットを買ってしまったのでした。後で買いたくなったら3万円くらいするのでこれはこれでよかったかなと思います。望遠もボチボチ使いますしね。

Nikon1 J4の気に入っているところ

コンパクト&軽量

ボディのみならコンデジと同等のサイズ。装着するレンズによって出っ張りますが、Nikon1のレンズ自体が非常にコンパクトなのであまり邪魔になりません。いつも持ち運ぶときは、百円ショップで購入した小型のポーチに標準レンズを付けた本体と望遠レンズを入れて、そのままカバンに放り込んでおります。余分に交換レンズを一本持って行っても本当にかさばりません。まさにお散歩スペシャルのカメラです。
このコンパクトさは当然登山でも威力を発揮します。ボディ、標準レンズ、望遠レンズすべて合わせても550g弱しかなく非常に軽い。軽量の一眼レフD3300でも標準レンズとボディで700g弱になります。35mm換算で約300mmの望遠レンズを余分に入れてもずっと軽いんです。しかもスペースを撮らないのでザックに入れるのにもかさばりません。ザック蓋のチャックにポイッと入れてしまえます。

動体に強い

オートフォーカスは位相差AFとコントラストAFのハイブリッドで非常に速く(レンズにもよると思いますが)、連射もMAX60コマ/秒という驚異的な連射速度を誇ります(精々20コマ/秒までしか使いませんが・・・)カメラの起動も早いので手に持ってさえいれば、カメラ電源OFF状態からでも素早く被写体を捉えることができます。望遠レンズは胴沈式ですが、伸ばせばカメラが自動的に起動するのでパッと飛び上がった鳥等も素早く捉えることができます。一眼レフなら結構電源入れっぱなしにしていることが多いのですが、ミラーレスは電池の消耗が激しいので、素早く起動してスパッと撮れるというのは気持ちがいいですね。

また、ベストモーメントキャプチャーモードという機能があり、撮影ボタンを全押しした時点の前後10コマ、計20コマを自動的に撮影しその中で気に入った写真を選べるということができます。鳥がエサを捉える瞬間をとらえる等に便利な機能ですね。シャッターを切る前の状態から画像が選べるのがよいところです。まさに捉えたい瞬間を撮るための機能ですね。風景写真ばかりの私はあまり使わないのですが、でもこれで子供や鳥を撮るのは楽しいですね。

デザインが好き

長方形のプレーンな形がかえっておしゃれな感じだと思っております。あまりカメラの形をしていないのが逆に手軽に持ち出せる要因かなっと思っております。やっぱりカメラを持ち出す時は「撮るぞ」という気持ちで持ち出すことが多いですが、事J4に関してはそういった気負いもなく、財布やスマホを持ち出すような感じで持って行けます。気軽に持ち出せるというのは撮影をするに当たって結構重要ですね。

Nikon J4のここがイマイチ

暗いところは苦手

光が少ないところでの撮影には向きませんね。都会の夜景のように強い光がたくさんあるところはまだそれなりに撮れるのですが、薄暗い山道や街並みは正直厳しいですね。星空撮影は何度かトライしてみましたが全然ダメでした。星よりノイズが多くて撮れません。ISOは160-6400(拡張12800)ですが、使えるのはISO400まで。妥協してISO800くらいでしょうか。風景写真を撮っていると、ISO160でも暗部があると結構ノイズが乗ってデティールが崩れてしまいます。
でも、明るいところでは綺麗に撮れますよ。現在販売しているJ5は多分かなり改善していると思います。

日没後の台場

夜明けの恵那山山道

恵那山山道からの雲海

操作性がイマイチ

どちらかというとコンデジ寄りな操作設計のJ4。ダイヤルとボタンを使って絞りやシャッタースピードの調整は出来るようになっておりますが、一眼レフのようにダイレクトに変更ができません。露出を変えるときはこのボタンを押してからダイヤルを回すとか、絞りとシャッター速度の変更は切り替えをしてから等少し使い勝手が悪いです。まあ、何も調整ができないコンデジより全然良いので、こんなものだと思って使えば気にならないと思います。ここもJ5はカメラ上部にダイヤルを設けて使いやすくなっていますね。J5は一眼カメラ寄りの操作設計になっています。

バッファが少ない

せっかくフォーカスも早く、連射性能が高いのに20枚しかバッファがありません。画像モードを変更しても一緒です。20コマ/秒で1秒しか取れないので、連射使用時は概ね10コマ/秒で使用しています。お散歩カメラとしては、実用上それほど問題はありませんがちょっと残念。

やっぱりファインダーがいい

J4は背面の液晶を見ながら構図を決めるのですが、やっぱり写真を撮るときはファインダーから覗きたいですね。なんというか、ファインダー越しの方が画に集中できるというか、そんな気がします。液晶を見ながらというのは周辺が視界に入るので気が散るような気がします。
また、ファインダー越しの方が頭でカメラをホールド出来るので手振れに有利です。手持ちのNikon1レンズはどちらも手振れが優秀で、結構シャッタースピードを落としても大丈夫なのですが、やっぱり腕を上げて画面を見ながらというのはホールドが難しいです。

最後に

持ち出しやすいこのカメラはいつもカバンの中にあって、気になったものをバシバシ撮っています。いつでもどこでも気軽にしかも素早く撮影が出来るというのは、カメラを趣味にしている人には一番重要だと思います。高速高機動カメラNikon1 J4をこれからも使い倒していきたいですね。

この記事を書いている人 - WRITER -

- Comments -

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

Copyright© 登山を楽しもう , 2017 All Rights Reserved.