登山装備の重さはどのくらい?最近の私の登山装備を測ってみた。
最近、常用するカメラレンズを新しくしてから結構登山装備の重量が増えてきた気がしていました。レンズは重くなったですし、重くなったカメラを安全に運ぶためにカメラバッグやハーネスも新調しました。それでも、今までよりも1kg程度重くなっただけだと思うのですが、どうも最近登るのがしんどい。
登山をするときには体重計に乗って大まかに装備重量を測っているのですが、今回はザックに入れているものをそれぞれ重量を測ってみて、きちんと装備重量を出してみようと思いました。
普段持って行っているものの重量を把握して、装備の改善でも出来ればと思った次第です。
撮影道具
Nikon D7200
TAMRON SP24-70F2.8G2
SIGMA 8-16 F4.5-5.6 HSM
Nikon1 J4
Lowepro50AWⅡ
SIGMA,TAMRON用レンズケース
自作ハーネス
Velbon EX-440
掃除道具
重量も合計で4458g。撮影器具だけで5kg近くも背負っていたとは。三脚は大昔から使っている安物で、耐荷重は1kgくらいしかありません。なんとか誤魔化しながら使っていましたが、さすがに大三元レンズを付けての使用は厳しいです。結構揺れるので新しく出たマンフロットbefree advanceを検討しています。買い替えれば重量が+300g。また重くなります。三脚はあまり使わないのですが、明け方や夕暮れ等ないと撮れない場面もあるので仕方なく持ち歩いています。
通信機器・小物
HUAWEI GR5
GARMIN62S・コンパス他
モバイルバッテリー
電池
ヘッドライト・熊鈴等
ウエットティッシュ・予備靴紐他
タオル・トイレットペーパー等
救急道具
予備手袋(軍手)
ウエットティッシュ大
通信機器はスマホやGPSです。GPSは基本的にログ取に使っていて、山行中のルート確認は地図とコンパスで行っています。地図を見て山を歩くのは楽しいですから。GPSはいざという時に命をつなぐ重要な機器です。万が一の為に予備電池を3セット必ず持ち歩いています。スマホも同様ですね。モバイルバッテリーを合わせて持ち歩くようにしています。
ヘッドライト用の電池も2セット持ち歩いています。最近、明け方の撮影の為に夜間行動も増えてきたので電池を切らさないように気を付けています。小物は熊鈴の他に、笛やライター等も持ち歩いています。
トイレットペーパーや予備タオル等濡らしたくないものは防水袋に入れています。
これだけで2085g。塵も積もれば山となるですね。
雨具・ギヤ等
レインダンサー
折りたたみ傘
防寒具
ストック
チェーンスパイク
ゲイター
ビバークシート
雨具は必須ですね。山の天気は変わりやすいので、平地で晴れていても稜線上は雨という事は低山でもたまにあります。夏場でも高い山では体を濡らすと低体温症になったりしますので、雨具は登山では必ず携行すべきギヤですね。ほとんど使わないので重りになっていることがほとんどですが。
ストックも雨具同様にほとんど使わないのですが、怪我をした時やバテバテで動けない時などこれがあれば助かることもあるので登山時にはほぼ持って行っています。(たまに忘れていきますが)使っているのはAmazonで2本セットで3,000円という超安物です。でもこれで白峰三山縦走もしたので結構使えます。
防寒具はユニクロのウルトラライトダウンです。ペラペラですが無いよりはずいぶんいいです。低山や夏山なら十分に使えると思っています。チェーンスパイクは春先までは明け方は登山道が凍結していることもあるので、まだ携行した方が安心ですね。
これで合計2371g。
食料
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行動食
飲料水
行動食はカロリーメイト2箱とウィダーインゼリー2個。あとは塩分補給のタブレット。飲料水は水やお茶が主ですが、夏場やハードな山行ではスポーツ飲料水も持って行きます。今の季節はそれほど暑くないので、500mlペットボトル3本が標準です(写真は一本の重量)。これで2404gになりますが、通常はこの他に昼食でおにぎり2個かパン3つを持って行くので+400gくらいで計算しておく方がいいですね。という事で2804gとします。
合計
通常使用しているザック、kestrel38の重量が1400gくらいなので合計すると13,118g。約13.1kgでした。夜から明け方はモンベルのロッシュジャケットを着ているのですが、日が昇ると暑くなるのでこれを脱ぐと+550g程度。多いときで14kg弱担いている計算になります。
もう少し軽くしたいところですが、撮影道具をこれ以上減らすのはなかなか厳しいので考えものですね。
まずは、もっと楽に担げるように体を鍛えた方がよさそうです。